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正しいこと

ことわざと格言


 情けは人のためならず、ということわざがあります。

 この解釈には二通りあるようです。

 一つは、文字通り、他人に情けをかけるなんて、そんなことを
 していると、その人のためにならないよ、というもの。

 もう一つは、他人に情けをかけることは、実は他人のためにやって
 いるのではないんですよ。巡り巡って、最終的には自分のところに
 帰ってくるんですよ、というものです。
 
 また、善は急げ、ということわざもあれば、急がば回れ、という
 ことわざもあります。

 相場の格言で、まだはもうなり、もうはまだなり、というものがあり
 ます。
 まだはもうなりとは、相場がまだまだ上がると思ってるかも知れま
 せんが、もうこれ以上上がりませんよ、というものです。
 もうはまだなりとは、相場はもうこれ以上上がらないと思っている
 かも知れませんが、まだ上がるかも知れませんよ、というものです。

 これなど、禅問答みたいで、いったいどちらなのか、よくわかりませ
 んね。

 このように、ことわざや格言には、その意味が二通りに解釈される
 ものや、相反するセットが存在するものがあります。


正しいのはどっち


 では、いったいどちらが正しいのでしょうか。

 ことわざや格言は、綿々と伝えられてきた古人の知恵の固まりのような
 ものですから、どちらも正しいのでしょう。

 また、敢えて一方だけを残さず、両方を残したところにも、賢明さが
 うかがえます。
 おそらく、臨機応変に使いなさい、ということなのでしょう。

 どちらが正しいか、ということを問うこと自体が正しくないのかも
 知れませんね。


 ところが私たちは、得てして、ものごとに正しさを求めようとします。

 もちろん、私たちの社会や文明は、正しいことを追求してきたことの
 積み重ねで、進歩があり、私たちはその恩恵にあずかっています。

 でも、正しさの追求があまりにも行き過ぎてしまうと、おかしなことに
 なってしまいます。

 正しいのは私だ、いや私の方が正しい、論争ならまだしも、下手を
 すれば、とっくみあいのけんかになることもあります。

 わたしたちの国が正しい、いや正しいのはわたしたちの国の方だ。
 こういう論争から始まって、国家間の紛争や戦争になることすらあり
 ます。

 いずれも、行き過ぎた正しさを追求したことが原因です。

 不完全な私たちのこと、残念ながら、絶対的な正しさを定義するのは
 無理なのかも知れません。

 特に、人間関係など、人が関わる事象に、正しさを持ち込もうとする
 ことほど、楽しくないことはありません。
 正しさを追求しようとすればするほど、楽しくなくなってくるのです。


 先ほどのことわざ、格言で紹介したように、古人の知恵として、相反
 するものを、両方とも正しいものとして残してきたことに、あらためて
 感服します。
 
 世の中に絶対というものはない、絶対というものがあるとすれば、
 それは絶対というものが絶対にないということ、という話を聞いた
 ことがあります。

 なんとなくわかるような気がします。


 ことわざにしても格言にしても、日常の心悩ます二者択一にしても、
 行き過ぎた正しさを追求するのではなく、自分の直感で、こっちの方が
 自分にはあってるな、楽しそうだな、という方を選択した方が、幸せが
 訪れるような気がします。


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