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量子跳躍

量子跳躍


 量子跳躍(Quantum leap)という言葉があります。

 もともとは量子力学という物理学の用語で、量子が瞬間的にその状態を
 著しく変えることを言います。
 極小の世界においては、量子は、長い時間を経て、ゆっくりと状態を
 変化させていくのではなく、一瞬でその状態を変えることがあるのです。

 そこから転じて、ビジネスの世界で、大躍進する、大転換をする、
 といった意味で使われることもあります。

 
 さて、話は変わりますが、学習について考えてみましょう。

 一般に、時間をかけて学習していくと、その習熟度合いは右肩上がり
 になると言われています。

 例えば、小学生が学校で、毎日毎日漢字の勉強を積み重ねていけば、
 次第に読み書きできる漢字の数が増えていく、といったようなものです。

 普通はこのように、学習量に比例して、習熟度は上がっていきます。


 ところが、実際には、いくら学習しても、なかなか習熟度が上がって
 こない場合があります。

 これは、頭を使う学習の分野だけでなく、身体を使ったスポーツトレー
 ニングの分野でも同じように起こります。

 
 繰り返し繰り返し学習したり、トレーニングしても、目に見えるような
 成果が現れてこない、こういったときは、本当に学習やトレーニングを
 続けるのが嫌になってきますね。


初めて自転車に乗れたとき


 子供の頃、初めて自転車に乗れたことを思い出してみましょう。
 
 おそらく、最初からすんなりと乗れた人は少ないと思います。
 何度も転げながら練習をされたことと思います。

 そして何度も練習をしたある日、突然、自転車に乗れるようになった
 のではないでしょうか。
 
 これは、習熟度が緩やかな右肩上がりではなく、突然、ギューンと
 上昇したことを意味しています。
 最初に述べた、量子跳躍が起こったのです。

 
 このことは、尺取り虫の歩み方に似ているかも知れません。
 尺取り虫は、緩やかに歩むのではなく、身体を前後に大きく曲げな
 がら、一足飛びに歩んでいきます。


 何度も繰り返して学習したりトレーニングしても、目に見えるような
 効果が現れてこないとき、そのときは、力を溜めているところなの
 かも知れません。
 
 それでも、学習やトレーニングを続けていくと、溜まった力は、
 ある時、突然、大きく外に放たれます。
 ちょうど尺取り虫が身体を曲げ終わった後、大きく前に進むように。

 そのとき、緩やかな習熟曲線を描くのではなく、大きくジャンプした
 階段状の軌跡を描くのです。

 そこで、1つの壁を乗り越えたことが自覚できます。

 乗り越えた後で、振り返って見る壁は、小さく見えます。
 乗り越える前は、そびえ立つ絶壁のように見えたのに。


 努力は裏切らないと言います。

 その後で起こる、量子跳躍を信じて、もう少し続けてみましょう。

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