Top >  幸せのヒント >  能力がないからできること

能力がないからできること

蜘蛛の巣

 蜘蛛の巣の写真を見ました。
 
 植物の間に糸を張り巡らせて、蜘蛛の巣を作っています。
 
 よく見ると、中央から放射状に縦糸が28本出ています。
 中央から同心円状に、およそ40本の横糸が張られています。
 
 これらの縦糸と横糸が織りなされ、みごとな幾何学模様が描かれて
 います。

 蜘蛛は、どこで「蜘蛛の巣の張り方」を習ったのでしょうか?

 子蜘蛛が、親蜘蛛から作り方を教わったわけではないですね。
 習わなくても、本能として生まれたときから備わっています。

 
 渡り鳥が国を超えて飛んでいきます。
 飛行ルートを親鳥から習うまでもなく、本能で毎年同じルートを通って
 飛んでいきます。

 鳥が巣を作ります。
 親鳥から巣の作り方を教わったわけでもなく、初めての巣作りの時から
 失敗することなく、器用に巣を完成させます。

 これらはみな本能のなせる技です。小さな身体に本能が宿っています。
 考えてみれば、凄いことですね。
 
 
 ふりかえって、我々人間をみてみましょう。
 蜘蛛の巣の話が出ましたから、機織りを例にとってみましょうか。

 生まれたときから、本能として、機織りの能力を授かっている人など
 誰一人としていませんよね。

 然るべき人から、機織りのやり方を教わり、訓練して機を織る能力を
 身につけていきます。


 機を織る能力だけではありません。
 
 我々人間は、本能として生まれたときから備わっている能力というもの
 は、動物たちに比べると、遙かに少ない数しか与えられていません。

 人間のほとんどの能力は、後天的に身につけていくものです。

能力がないからできること

 本能として、生まれながらにして特別な能力を授かっている動物たち。

 学習しなくても、特別な能力が備わって生まれてくるのだから、一見、
 うらやましく思えるかも知れません。

 自分には能力がない、才能がない、生まれてきたときから、動物たち
 のように、もっと能力が備わっていたらなあ、と嘆くこともあるかも
 しれません。

 蜘蛛は、みごとな蜘蛛の巣を作りますが、蜘蛛の巣しか作れません。
 できることは限られています。
 しかも、後天的に学習して、特殊な能力を身につけていくことはあり
 得ません。

 ある人に、今時点で限られた能力しかないということは、逆に言い
 ますと、これから身につけていく可能性のある能力が無数にあるとい
 うことです。

 ですから、能力がない、才能がないと嘆く必要はありません。
 もともと生まれながらにして、ほとんど能力はないのですから。
 今時点では、それを開発していないだけなのかも知れませんから。

 動物たちは、生まれたときから、限られた領域での高い能力を持って
 誕生しました。

 人間は、生まれたときには白紙同然の能力しかありませんが、後天的に
 身につけられる余地を残して誕生しました。

 自然界における、能力という観点から見た、動物たちと人間のバランス
 は、このようにして取られているのではないのでしょうか。
 
 人間は、例えて言うならば、OSやプログラムの入っていない、まっさら
 なコンピュータのようなものかも知れません。

 ですが、優秀なOSやプログラムを導入すれば、素晴らしい働きをしま
 す。

 人間は、いくつになっても、能力を開花していく可能性があります。
 能力がないのではなく、開発すべき能力がたくさんあるととらえては
 いかがでしょうか。
 そうして、もっと自信を持ってもいいのではないでしょうか。

コメント

今週も、なるほど~です。
万物の霊長たる人間として生まれたことに、とりあえず感謝して、
自分の可能性を信じること・開かせる努力をしたいものですね。

このこと、生物学的な話として、どこかのWebサイトで読んだ覚えがあります。
ほめほめさんが書かれている通りなのですが、
生まれてすぐに立ち上がる馬等と比べて、ヒトは成長するまでに長い時間がかかります。
が、それは脳の中に様々なソフト(勉強や経験)を詰め込むためであるというのが生物学者の定説になっているそうです。
というのも、生きていくために必要なソフトが生まれたとき既にいろいろと組み込まれていると、いろんな状況に対応できる知識をつけられないからだそうです。
よってヒトの赤ちゃんは、生まれたときは母親の乳を吸うなどの最低限の本能しかなく、できるだけ脳が白紙の状態で生まれるように進化したとか。

クモや鳥や、ライオンや熊と違って、知能が人間が人間の武器ですもんね。
私も、もっと頭を使わねば。。。

ayakkoさん、こんばんは。

再度のご訪問ありがとうございます。

コメントを読ませていただいてびっくりしました。

人間には、生まれながらに能力が備わっていないということは、脳の中に様々なソフトを詰め込むため、というのが生物学者の定説だったのですね。

私は生物学を学んだことはありませんが、蜘蛛の巣の写真を見てひらめいて書いた記事が、専門家の説に近いとは、びっくりです。

人間が生まれたときに白紙に近いのは、日々勉強して進歩し続けなさい、ということなのでしょう。
そのお手本は、自然界にありますよ、ということなのかも知れませんね。

ありがとうございました。


コメントを投稿

         

幸せのヒント

関連エントリー

行動するとき 楽しい生き方 うまくいかないとき 許す 人生の岐路 問いかけること(続) 既存の枠にとらわれない 心のフィルター 目先の利 ギブアンドギブ 無知の知 捨てないと得られない 正しいこと 豊かな人 名人と達人 あなたにできること 普通の状態に感謝 1%の可能性 量子跳躍 問いかけること 能力がないからできること おもしろきこともなき世をおもしろく 不安を取り除く 自分を客観的に見る ほめることの効果 こころと身体 流れにのる 「ありがとう」の効果 がらくたを捨てる 泣くから悲しい 笑うから楽しい 幸せになるこころの持ち方 幸せの感じ方 幸せってどこにあるの - 続き 幸せってどこにあるの


スポンサードリンク
メールマガジン
『ほめほめ大魔王・こころの持ちかたで3倍幸せになれる』(ID:0000188500) 読者登録フォーム
メールアドレスを入力してボタンを押すと登録できます。
登録フォーム
解除フォーム
まぐまぐ
『まぐまぐ!』から発行しています。
更新履歴
管理人について